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ドライキャットフードの製造方法

工場で作られる食品で、猫に必要な栄養素に着目したものをキャットフードと呼びます。
工場で作られるキャットフードはどのようにして製造されているのでしょうか?

今回は、気になるドライキャットフードの製造工程について、皆さんにご紹介させていただきます。

猫に与えるべき食事

猫にとって一番バランスの良い食事は、「ネズミ一匹を全て食べさせること」といわれています。
肉の部分だけではなくて、皮も内臓も全てです。
特に、動物の肝臓には猫にとって必要なビタミンAが多く含まれており、餌の体液は水分として貴重な栄養素となります。
ドライフードの近くには必ず新鮮な水を用意してあげましょう。

ドライフードの製造方法

多くの飼い主が主食として与えているであろう「ドライフード」の製造方法から。

1.材料を粉砕して混ぜ合わせる
まずは、原材料を粉々に粉砕し、混ぜ合わせてフードの生地を作ります。
パン生地のような練られた状態になりますが、さらさらな粉のようにする場合もあります。

2.小さく成型する
蒸気により100℃まで生地を加熱し、機械によってさらに120~160℃まで加熱します。
加熱しながら「パスタの押し出し成型機」のように穴のあいた機械から生地を絞り出し、ドライフードのサイズに切り落とされます。
平均的な大きさは、人間で言うなれば、大人の小指の先ほどです。

この時、100℃を超える熱で温めるため、栄養素が破壊されてしまいます。

3.乾燥させる
小粒になった生地を乾燥させてカリカリの状態にします。
乾燥させる装置は、大きいオーブンのような仕組みになっており、ビーフジャーキーを作るように、生地の水分を飛ばします。

4.サプリメントを添加する
温かい乾燥生地となったフードに、猫に必要な栄養分を添加します。
栄養分は粉状の食品として加工されており、それを温かい乾燥生地に吹き付けて、熱によって破壊された栄養素を補てんします。

この工程によって、様々な栄養素を添加することができるのが、ドライフード製造のメリットです。

4.冷却する
栄養素を添加した後、温かいフードを冷却します。
急激に冷却すると、乾燥生地が割れてしまうので、割れないように調整しながら冷却していきます。

5.袋詰め
冷却されたフードは、計量装置にかけられ、既定の量に分けられて袋詰めされます。

製造方法の特徴

前項で紹介させていただいたドライキャットフードの製造工程ですが、どのメーカーでも大枠は同じです。

ドライキャットフードの製造ポイントは、猫専用総合栄養食品としての品質を確立する栄養分の添加にあります。

調理過程において、加熱するぶんだけどうしても栄養素を失ってしまいます。
失った栄養素を補てんするだけではなく、新たな栄養素を追加することも可能です。
猫が好む匂いをも添加できるので、幅広い味と香りの対応が可能となります。

さらに、堅さを強くすることで、歯垢を除去する機能を持たせることもできるので、飼い猫の歯垢に悩む方々の解決策としても期待できます。
工場で製造されるからこそ実現できるバランスの良い栄養素と低価格帯で、飼い主に優しいフードといえるでしょう。
[参考]
ウェットとドライのキャットフードの違い
http://kinen.main.jp/eu.html