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キャットフードに含まれている糖質の量

糖質は猫にとって大切な栄養素です。
しかし糖質を摂取するための食材を選ばないと、上手に消化できず、身体に負担をかけてしまいます。
そこで今回は、キャットフードに含まれている糖質についてご紹介します。

糖質とは

糖質の取り過ぎは、猫が肥満になる原因です。
しかし、糖質のことをよく知らない方も多いのではないでしょうか。

まず糖質とは、甘い食べ物だけでなく、米や芋に含まれているデンプンのことも指します。
また、糖質と食物繊維の合計を炭水化物として表します。

肉食動物である猫にとって糖質はあまり必要がない栄養素のため、主なエネルギー源としてあげてしまうと、内臓に大きな負担をかけてしまうので注意が必要です。

キャットフードの成分表には糖質が記載されていない

キャットフードのパッケージには成分表が表示されていますが、糖質については記載されていません。
そのため、キャットフードに含まれている糖質の量を知りたい場合は、以下の計算式を用いて算出しましょう。

炭水化物=100%-水分‐たんぱく質‐脂質‐ミネラル(または灰分)
(全て「%」の値)

キャットフードには食物繊維の量が表示されている場合もあるので、上記の計算式で出した数字から、食物繊維の量を引けば、糖質を算出することができます。

糖質がバランス良く含まれたキャットフードとは

ペットフード協会では、猫に必要な栄養素は、炭水化物が45%、たんぱく質が35%、脂肪が20%としています。

この数字だけを見ると、炭水化物として有名な米や小麦粉といった穀類を多く取り入れた方がいいと思われる方もいるでしょう。

しかし、猫は本来、炭水化物を多く含有する食材を食べていません。
猫が食べていた炭水化物は、小動物や小鳥、魚を捕らえた際、頭から尾まですべて食べる際に、胃や腸に残った未消化の穀類に限られていました。
そのため、あえて穀類をあげる必要はないのです。

また、チキンやベニソン(鹿)、サーモンといった肉や魚を主原料としてキャットフードの場合、ワカメやヒジキ(※2)、サツマイモといった芋類や海藻類が使われているものを選ぶと、糖質をバランス良く摂取することができます。

(※2)ヒジキについて
ヒジキは、甲状腺ホルモンの分泌を促進するヨードが含まれています。
そのため、バセドウ病(※3)を抱えている猫にはあげてはいけません。

(※3)バセドウ病とは
バセドウ病は、別名、甲状腺機能亢進症ともいいます。
6~10歳の猫が発病する確率が高く、10歳以上の猫においては、10匹に1匹が罹患(病気にかかること)しているといわれています。
いつも通り食べても体重が減ったり、眼球が突出するのが、主な症状です。

糖質は猫の健康を支える上で大切な栄養素です。
しかし、過剰に摂取すると脂肪を溜め込み、肥満になるので注意しましょう。