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ドライキャットフードの与え方

ドライキャットフードは栄養バランスに長けた、優秀なフードです。
しかし、与え方を誤ると、胃や腎臓に大きな負担を与えてしまう場合もあります。
そこで今回は、ドライキャットフードの正しい与え方についてご紹介します。

給餌量は「体重1(kg)×80(kcal)」が理想

猫の餌は目分量で与えると、一日の摂取量に過不足があり、栄養不足や肥満などの原因になります。

その為、「体重1(kg)×80(kcal)」で、1日に必要なカロリーを計算して与えましょう。
成猫の平均体重である4㎏で計算をすると、320kcalが1日に必要なカロリーである事が計算できます。
ちなみにこれは成猫での目安なので、子猫や老猫の場合は給餌量が変わります。

子猫…「体重1(kg)×100~200(kcal)」
老猫…「体重1(kg)×70(kcal)」

但し、平均体重が7㎏を超える大型種や、3㎏未満の小型種の場合は、成猫の平均体重ではなく、品種に合った平均体重で計算をし、給餌量を決めましょう。

また、誕生日など、特別なおやつを与える機会においては、おやつのカロリーに合わせてフードの量を調整したり、運動量を増やすのが理想的です。

ここまでは、ドライキャットフードの適切な給餌量についてご紹介しました。
次項では、フードと一緒に与えるべきものについてご紹介します。

ドライキャットフードは水と一緒に与える

ドライキャットフードは、その製品と一緒に新鮮な水を与える事により、猫に適した栄養バランスを得る事ができます。

また、ドライフードの水分量は10%程度以下と定められており、水を一緒に与えないと、脱水の危険性があります。
あまり水を飲まない猫にとっては、水を常備する事は必要不可欠です。

しかし、水を常備しても、殆ど飲まない猫もいます。
そんな猫には、どのようにして、水を与えれば良いのでしょうか?

水を飲まない猫には、ドライキャットフードをふやかして与える

猫はあまり水を飲まない為、尿石症(※)にかかり易いです。

その為、普段から水を飲む様子が見られない猫には、フードを水でふやかして与えると、食事から水分を得る事ができます。

また、ドライキャットフードはふやかさずに、ウェットキャットフードを混ぜて与えることで、栄養バランスが取れる上、水分も摂取できます。

但し、水でふやかしたドライキャットフードやウェットフードは、歯に食べカスがつき易く、歯垢や歯石の原因となります。
放置をすると悪化し、虫歯や抜歯になる為、歯磨きは欠かさず行いましょう。

(※)尿石症とは、尿中のタンパク質、マグネシウム、カルシウムなどが結合し、石の様に固まり、尿道や腎臓に留まります。
その結果、頻尿や血尿、腎不全などを起こします。

また尿石症は、食事により発症率が変わる事が分かっており、フードやおやつの種類は、同じものばかり与えていると危険です。

ドライキャットフードの種類は豊富に与える

前項でもご紹介した通り、同じ種類のフードやおやつばかりを食べていると、病気にかかり易い事が分かっています。

また、同じフードを延々と食べていると、アレルギーを起こす猫がいます。
アレルギーを起こす場合、主原料が穀類や牛肉のフードである事が多いです。

その為、フードは3~4種類ほどをローテーションして与えると、アレルギーが出にくいので、オススメです。

キャットフードを製造する過程で大切にされている事は、栄養バランスです。
その為、消化、吸収、アレルギーなどについての対応は発展途上であり、付加価値として扱われているのが現状です。
猫を健康に長生きさせたいのであれば、フードの与え方から、意識を変える必要があります。