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高齢猫用キャットフード

猫は人間に比べ、約4倍のスピードで年齢を重ねます。
そのため、元気な成猫や子猫と高齢期を迎えた猫を同じ体力と考えてはいけません。
老いた分だけ、猫は自由に食事を摂ることすらできなくなるので、労わってあげましょう。
そこで今回は高齢猫の健康をサポートするため、高齢猫用キャットフードについてご紹介します。

高齢猫用キャットフードの特徴

高齢猫用キャットフードの最大の特徴は、カロリーオフと高い栄養価です。

猫の運動量は年齢により異なります。
子猫の頃は、弾丸のような速さで部屋中を走り回りますが、成猫になると落ち着きが出て猫としての風格が漂います。
そして高齢期を迎えた頃には、長年使われた体に不調が出始め、食べては寝るの繰り返しになります。
また、年齢と共に消化機能も衰えるため、食べる量が減ります。
そのため、キャットフードはカロリーを抑えた栄養価の高いフードが多いのです。

また高齢猫の歯は、摩耗して丸くなったり、虫歯などの病気により抜けることがあります。
その様な状態の高齢猫に硬いドライキャットフードを食べさせるのは難しいため、セミモイストタイプと呼ばれる柔らかいキャットフードも、高齢猫用には多いです。

高齢猫用キャットフードを選ぶポイント

高齢猫は体が弱っています。
そのため、日々のフードは体に負担を掛けにくいものを選択するようにしましょう。
以下では、高齢猫用キャットフードを選ぶポイントについてご紹介します。

少量の良質なたんぱく質が高齢猫には必要

高齢猫が掛かりやすい病気の一つに、腎臓病があります。
腎臓病のリスクを少しでも避けるためには、たんぱく質の過度な摂取を控え、腎臓への負荷を少なくすることが大切です。
そのため、若い頃のように豊富なたんぱく質を摂取するのではなく、少量で良質なたんぱく質を摂取することが重要です。

たんぱく質は、高齢猫が衰えやすい筋肉を維持したり、毛並みを艶やかにする効果があるため、猫には欠かせない栄養素の一つです。

高齢猫に穀類の消化、吸収は過酷

高齢猫にはバランスのいい食事を与えないと、腸内フローラのバランスが直ぐに乱れてしまいます。
そのため、穀類のように消化、吸収しにくい食材は体に負担を与えるため、控えるべきです。

適度な脂質がエネルギーになる

肉食動物である猫にとって、脂質は燃焼しやすく、エネルギーになりやすい栄養素です。
そのため、15%程度の脂質が含まれたキャットフードは高齢猫にとって好条件のフードです。
但し、過度な脂質の摂取は太る原因にもなるため、与える際は十分に注意をしましょう。

無添加で老体を労わる

過度な添加物の摂取は、臓器などに負担をかけるといわれています。
高齢猫は余分な体力を消費させると、元気がなくなったり、病気を招く危険性があるため、添加物の使用が少ない又は不使用のフードを選ぶと良いでしょう。

栄養価を意識してキャットフードを選ぶ

猫にとって大切な栄養素は、大きく分けて三種類あります。

一つ目は、タウリンです。
タウリンは動物性たんぱく質からのみ摂取することができます。
タウリンが不足すると、視力が低下したり、心筋症を起すリスクが高まります。

全てのキャットフードにタウリンが配合されているわけではないので、動物性たんぱく質が主原料のフードや、成分表にタウリンと表示されているフードを選ぶと、高齢猫にはいいでしょう。

二つ目は、カルシウムです。
人間だけでなく、猫も年を重ねると骨がもろくなります。
また、高齢猫の場合はカルシウムを摂取しても、効率よく吸収することができないので、日々の食事にカルシウムを取り入れる必要があります。
そのため、牛乳をティースプーンに一杯分を与えたり、サプリメントを飲ませるなどをして補いましょう。

そして最後は、ビタミンです。
ビタミンは毛艶を美しくしたり、血管年齢を維持する働きがあります。
また、ビタミンはカルシウムの吸収をサポートするので、高齢猫には欠かせない栄養素です。
そのため、パプリカやさつまいもなどの食材やサプリメントからビタミンを摂り入れるといいでしょう。

高齢猫用キャットフードの与え方

猫は年齢を重ねると、産まれたばかりの子猫のように一匹では何もできなくなってしまいます。
そのため、飼い主さんはキャットフードの与え方を変える必要があります。
以下では、高齢猫にキャットフードを与える方法についてご紹介します。

1日2~3回与える

高齢猫は消化機能が低下するため、一日の食事の回数を増やしてあげると体への負担が軽減されます。

運動量と健康状態により、摂取カロリーを調整する

「1.高齢猫用キャットフードの特徴」にて、高齢猫は体力の低下に伴い、運動量が減るので、フードのカロリーを抑えることをご紹介しました。
しかし高齢期を迎えたからといって、突然カロリーを落とす必要はありません。

高齢期と定義される年齢は生後6歳といわれています。
しかし現在では、完全室内飼いの場合は生後10歳からを高齢期として扱う獣医師やペットフード業者もいます。
それは猫の平均寿命は延びており、15歳を超えている猫が珍しくなくなったためです。
年齢はあくまで目安であり、すべての猫に適用されるワケではありません。

生後12歳を超えても若い猫と同じように元気に遊んでいる猫もいるので、その猫の運動量と健康状態を把握した上で、カロリーの調整を行いましょう。

年齢を重ねると体質が変わります。
そのとき、猫の今までの生き方が問われます。
好きなものだけを食べて生きてきたのであれば、体のいずれかに支障が現れます。
しかし、健康的な食事をして適度な運動などをさせていれば、年齢より若くみられることでしょう。
高齢期を迎えてからもできることはありますが、やはり、子猫の頃からの積み重ねが、高齢猫の健康をサポートします。