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ウェットキャットフードの特徴

ウェットキャットフードは、水分の含有量が70%~80%程度の猫用食品を指します。
70%~80%は、猫にとってとてもジューシーで美味しいレベルの水分含有量なのです。
今回は、猫が大好きな「ウェットキャットフード」についてご紹介させていただきます。

そもそも猫は肉食

日本人の多くが猫は魚が好きと思っているそうです。
しかし、猫は完全肉食動物です。
野菜、穀物ではなく、動物の筋肉や内臓を好んで食べます。
このように書くと野蛮な動物のように思われるかもしれませんが、そもそも猫は愛玩用として人間と共存していたわけではありません。
日本だけではなく、世界中で猫は生活のパートナーとして有害動物駆除やハンティングで活躍してきた歴史があります。
日本のとある地方では、穀物を食い荒らすネズミを駆除するために、猫を飼っていたという事実が残っています。

肉食を意識したバランス

そんな肉大好きな猫が、肉を思う存分楽しめるように創意工夫して作られているのがウェットキャットフードです。
ドライキャットフードは、猫用総合栄養食品と呼んでも遜色ないほどバランスのとれた栄養を含んでいますが、ウェットキャットフードは「高タンパク質」「高脂肪」「低炭水化物」という特徴があり、まるで人間のダイエット食品のような成分に特化しています。

猫が好む味付けと水分量

基本的に、猫は食品そのももの味を好みます。
つまり、魚や肉そのものの匂いですね。
香辛料等で味付けしたフードも食べないことはありませんが、やはり自然な味付けの方を好む傾向があり、メーカー各社から発売されているウェットキャットフードも可能な限り自然な風味を生かすよう工夫されています。

また、水分量が多すぎるのでは?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
そもそも、猫は水を飲むのが苦手です。
動物の血液や内臓から水分を摂取するのが、猫にとっての自然な食事なのですから、水だけを出されても上手に飲めないと言うのは頷けます。
ウェットキャットフードは、フードそのものに多くの水分を含んでいるため、別の容器に水を準備する必要がありません。
ドライキャットフードでよくある「フードの入れ物に水が入ってふやけている」という状態になる事もありませんので、飼い主の掃除の手間も省けます。

ウエットキャットフードの注意点

味もよく、飼い猫が好むウェットキャットフードですが、良いことばかりではありません。
柔らかく、適度な噛み応えがありますが、歯と歯の間に残り易く、口臭や歯石の原因に繋がります。
また、お世辞にも栄養バランスに優れているとはいえません。
ウェットキャットフードだけを与えていると、栄養に偏りが発生し、体調を崩す危険もあります。
人間と同様に、猫の世界でもバランスのとれた食事を心がけなければなりません。
具体的には、ドライキャットフードと混ぜたり、ウェットキャットフードでも総合栄養食と言っても過言ではない物が販売されていますので、それを与えることでバランスをとる事が出来ます。
ウェットキャットフードはドライキャットフードに比べて高価な価格帯であり、バランスを考えた食事を思案すると、食事代がさらに高額になる可能性があります。

まとめ

より自然に近い食材で味も良く、1食が1缶なので使い勝手も良いです。
肉食の猫にとって、ウェットキャットフードはとても美味しいご馳走であり、飼い主の手間も省ける優れ物。
必然的に猫はウェットキャットフードをねだる様になり易いですが、とはいえ、栄養バランスを考えるならば、他のフードとバランスを取りながら与えるように気をつけなければならないでしょう。
また、こちらのキャットフードの理想のカロリーについても合わせてご覧ください。