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キャットフードの添加物(アスコルビン酸クエン酸ローズマリー抽出物)

キャットフードには天然の添加物と呼ばれる、安全性の高い添加物を使用していることがあります。
良質な添加物の名前や特徴を知識として備えておくと、より良いフード選びをする際のポイントとなり、とても役に立ちます。
そこで今回は、キャットフードに使用されている代表的な天然の添加物の、アスコルビン酸、クエン酸、ローズマリー抽出物の3種類をご紹介します。

アスコルビン酸は、人間用の食品の酸化防止剤としても使用される

アスコルビン酸は、ビタミンCのことです。
抗酸化作用に優れており、人間用の飲料やサプリメントなどに使用されています。

アスコルビン酸には、免疫力を高める効果があり、傷の回復を早めたり、感染症から身体を保護したり、アレルギーの抑制をしたりする効果があります。
また、コラーゲンの形成を促進したり、鉄分とカルシウムの吸収を促したりする効果もあるので、高齢の猫には嬉しい成分です。

一般的に販売されているキャットフードには、アスコルビン酸が十分に含まれているため、ビタミンCのサプリメントを別で与える必要はありません。
但し、腎臓機能の低下や過度な肥満により、十分なビタミンCが吸収できない猫もいます。
そのような場合には、サプリメントを補給するといいでしょう。
アスコルビン酸は摂取をし過ぎても、水溶性ビタミンのため、身体に蓄積されずに体外へ排出されるので、給餌がしやすいです。

クエン酸は、酸化防止剤や保存料として使用される

クエン酸は、医薬品や人間用の食品にも使われることが多い酸化防止剤です。
通常、レモンやオレンジ、梅といった果実から抽出するのですが、サツマイモやジャガイモなどのデンプンを発酵させ、人工的に製造することもあります。

クエン酸には、尿をアルカリ性にする効果があり、尿酸の排出を促し、猫がかかりやすい病気である尿路結石を防止する効果があります。
また、脂肪の代謝を促す効果もあるため、血液をサラサラにしたり、体内の老廃物を排出したりする効果も期待できます。
この効果に伴い、身体が活性化され、皮膚が美しくなるに伴い、毛艶が良くなります。

クエン酸は猫用の健康食品としても販売されており、血液の濃度や尿の性状を整えるため、与えることもあります。

ローズマリー抽出物は、抗酸化力に優れた酸化防止剤

ローズマリー抽出物は、ローズマリー(ハーブの一種)から抽出された添加物です。
高い抗酸化作用があり、動物性油脂(チキンオイルやポークエキスなど)だけでなく、植物性油脂(エンドウオイルなど)にも抗酸化力が発揮されます。
さらに、熱安定性が高いため、高熱で調理を行うキャットフードには効率的な添加物です。

また、アスコルビン酸(ビタミンC)やトコフェロール(ビタミンE)との相性が良く、一緒に使用することで、相乗効果があり、より高い抗酸化作用が発揮されます。

天然の食材を使用して製造された添加物は、組み合わせによって、より高い抗酸化作用を発揮します。
その効力は、BHAやBHTといった強い抗酸化作用を持った人工添加物より強いといわれています。

キャットフードに使用されている添加物は、添加物の組み合わせをチェックし、今回紹介した3つのような、より良質で安全性の高い添加物が使用されているフードを選べるといいでしょう。