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pHコントロール用キャットフード

猫はあまり水を飲まない動物なので、腎臓などの泌尿器系にトラブルを起こしやすい動物です。
そのため、猫の飼い主さんならpHコントロール用という種類のキャットフードがあることは、必ず知っておくべきでしょう。
そこで今回は、pHコントロール用キャットフードについてご紹介します。

pHコントロールとは

健康な猫のおしっこは弱酸性です。
しかし、下部尿路疾患(※)の猫は、おしっこがアルカリ性です。
それを弱酸性に戻すことをpHコントロールといいます。

(※)下部尿路疾患とは
下部尿路疾患とは、特発性膀胱炎、ストルバイト結石症、シュウ酸カルシウム結石症といった、泌尿器系の病気のことをいいます。

pHコントロール用キャットフードの特徴

以下では、pHコントロール用キャットフードの特徴についてご紹介します。

ミネラルのバランスを調整

ミネラルとは、炭素・窒素・水素・酸素の4元素以外の生体元素のことを指し、猫の体は多くのミネラルによって構成されています。

その中でも、結晶化しやすいマグネシウム、カルシウム、リンを過剰に摂取すると、尿石(※)ができてしまいます。

そのため、ミネラルのバランスを取り、マグネシウムやカルシウムを溶解することができる弱酸性の尿に戻すため、pH値を調整する必要があります。

また、下部尿路疾患の猫は、おしっこをする度に激痛が走るため、一度にたくさんのおしっこを出せません。
その結果、頻尿になってしまいます。

しかし、たくさんおしっこを出さないと、結石は大きくなってしまいます。
そのため、おしっこをさせるためにも尿石を小さくし、痛みを緩和するには欠かせない、ミネラルの調節が必要なのです。

(※)尿石とは
尿石とは、尿路系にできた結晶や石のことで、尿路結石ともいいます。
猫の尿石は、マグネシウムが原因によるストルバイトと、カルシウムが原因によるシュウ酸カルシウムが主な種類です。
また、ストルバイトは尿がアルカリ性になると結晶化しやすく、シュウ酸カルシウムは尿が酸性になると結晶化しやすいです。
そのため、pHコントロール用キャットフードはどちらにも対応できるよう、ミネラルのバランスに配慮しています。

カロリーが低め

下部尿路疾患の原因の一つに、肥満があげられます。
健康的な肉体を作るため、一般的なキャットフードよりカロリーを抑えて製造されています。

pHコントロール用キャットフードのあげ方

下部尿路疾患の猫には、pHコントロール用キャットフードをあげるのが効果的です。
しかし、あげ方を誤ると、症状を悪化させる原因になります。

以下では、pHコントロール用キャットフードのあげ方についてご紹介します。

獣医師と相談しながらあげる

pHコントロール用キャットフードは、療法食です。
つまり、治療の一環として猫に食べさせることを目的としています。

症状が改善しても、pHコントロール用キャットフードをあげ続けると、栄養バランスに偏りが出てしまい、再発しやすくなります。
そのため、獣医師と相談し、検査などをしながら継続的にあげるのが最適です。

置き餌をしない

置き餌は、キャットフードを劣化させる原因の一つです。
療法食は、特に栄養のバランスや食材が優れているため、細菌や虫の餌食になります。

病気を患っている猫に不潔な食事をあげないためにも、置き餌はやめましょう。

必要以上にあげない

pHコントロール用キャットフードは下部尿路疾患の治療を目的として製造されており、給餌量にも規定があります。
そのため、猫にキャットフードをねだられたり、計量を疎かにして、不適切な量のフードをあげてはいけません。

必要量以上または以下のキャットフードをあげ続けると、病気の改善が見込めません。

pHコントロール用キャットフードは、下部尿路疾患に特化したフードです。
そのため、健康な猫が食べると、栄養バランスに偏りが出てしまい、病気になることがあります。
同居している他のペットが、pHコントロール用キャットフードを食べたがっても、決してあげてはいけません。