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中国産キャットフード

中国産キャットフードと聞いて、あなたはどのようなイメージを持ちますか? 度重なる不祥事などにより、残念ながら好意的な印象を持つ方は少数派ではないでしょうか。
そこで今回は、どうして中国産キャットフードの印象が良くないのか、その特徴についてご紹介します。

ペットフード大量リコール事件

2007年、北米やヨーロッパにて、ペットの腎不全が報告されました。
その原因は、中国の業者が製造した小麦を含んだウェットキャットフードを食べたためでした。
同年、アメリカにて、中国の別業者が製造した汚染されたたんぱく質により腎不全を起し、大量のペットの死亡が報告されました。

また、FDA(アメリカ食品医薬品局)は、汚染された中国産キャットフードを食べたために、猫と犬が数千匹も死亡したという報告を受けました。

当初、汚染したフードを製造していた中国の業者は関与を否定しましたが、中国ではフードに使用される原料の安全基準を定めていないため、各国の消費者の疑念を払拭することができませんでした。

これらのフードには、接着剤などに含まれる有害物質のメラニンが混入していた事実もわかりました。
また、最初のリコールは中国でしたが、カナダを始めとする5300社以上のフードがリコールされました。

この事態を受け、日本ではペットフードの安全性確保のため、農林水産省と環境省の共管で「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」を提出し、平成20年6月18日に公布され、安全性が高まりましたが、中国ではそのような動きがみられませんでした。

この事件以降、「度を越した安さの中国産キャットフードはペットに食べさせるべきではない」と訴える獣医師や飼い主さんが増え、イメージダウンにつながっていったのです。

キャットフードの規制が緩い

前項でもご紹介しましたが、中国ではキャットフードに使用される原料の安全基準を定めていません。
そのため、4Dミート(※)や大量の人工添加物によりキャットフードが製造され、危険なフードを作り上げてしまうこともあります。

また、海外に本社を構えて中国に工場を設けて製造している場合も上記と同じことがいえます。
キャットフードに限らず、ペットフードは海外から日本へ輸入した場合、輸出国の製造基準を重視しています。
そのため、中国の品質基準の下に製造されたフードが日本でも販売されています。

但し、中国で製造していても自社で厳しい基準を設けて製造しているフードもあるため、全ての中国産キャットフードが危険なわけではありません。

(※)4Dミートとは
4Dミートとは、「Dead(死んだ)」「Dying(死にかけている)」「Diseased(病気の)」 「Disabled(けがをした)」の4つの英単語の頭文字をとって表現している不適切な肉類のことです。
特にアメリカで表現されることが多いワードです。

2007年のリコール事件以前から、中国産キャットフードの安全性について疑問を持つ人はいました。
しかし、この事件をきっかけに評価が著しく低下したのも事実です。
当時、リコールがあった業者が企業名や商品名を変更し、再びキャットフードの製造、販売をしている場合もあります。
そのため、安全性の高い中国産キャットフードを購入したい場合は、その業者のHPを確認するなど、事前の調査をすることをオススメします。