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キャットフードに含まれる成分の中で猫に必要な物は何か

好き嫌いをしてキャットフードを食べない猫は大勢いますが、良質なフードは栄養バランスだけでなく、食材も優れたものを使用しているため、健康をサポートする上で欠かせません。
しかし、具体的にどの栄養素が猫の健康をサポートしているか分からなければ、高額なフードを購入する気になれないでしょう。
そこで今回は、キャットフードに含まれる成分の中で猫に必要な5つの成分をご紹介します。

たんぱく質は身体の基礎を生成する

猫にとって、たんぱく質は大切な栄養素です。
たんぱく質は、肉や魚を始め、穀類などにも含まれています。
中でも、肉や魚といった動物性たんぱく質からたんぱく質を摂取した方が肉食動物である猫には効率的です。

また、動物性たんぱく質には、タウリンという必須アミノ酸が含まれており、臓器や目の健康を維持するためには欠かせません。
さらに、たんぱく質はビタミンやミネラルと一緒に補給することで効率良くエネルギーを摂取することができます。

但し、身体にいいからといって大量に摂取すると、肥満やオイリー肌の原因になるので、キャットフードの成分表に表示されているたんぱく質(粗たんぱく質と表示されている場合もあります)は35%前後のフードを選ぶといいでしょう。
また、完全室内飼いで運動量が少ない猫にたんぱく質が60%を超えるフードを与えると、たんぱく質の過剰摂取となり、身体にトラブルを起こしてしまいます。
その一つの症状としてニキビができてしまうことがあり、私の飼い猫にニキビができたときは、タンパク質の摂り過ぎが原因との診察結果をいただきました。
(※1)
(※1)猫のニキビについて
猫のニキビの原因は、栄養やホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが考えられていますが、完全には分かっていません。
食生活や住環境を整えたり、患部に薬を塗ったりして改善が図ることが、治療として行われています。

脂肪は身体を動かすためのエネルギーになる

脂質には、脳や筋肉といった身体を動かすための重要な器官に働きかけをする効果があります。
特に、脂質に含まれるアラキドン酸という成分は、脳の働きを活発にする効果があるため、不足するとイライラしたり、狂暴化したりするため、ダイエット時に脂質を減らすことは危険です。
そのため、脂質を抑えたフードを猫に与えるのは控えましょう。

とはいえ、過度に与えると肥満の原因にもなりますので、注意してください。
脂質の多いおやつや間食を与えすぎないように気を付ければ、主食のキャットフードで脂質の摂りすぎになることは、あまりないです。
また、ダイエットをするに当たり、脂質を抑えたフードを与える飼い主さんがいますが、通常のフードであっても給餌量を調整したり、おもちゃで一緒に遊んで運動量を増やしたりすれば、ダイエット効果は見込めるので、試してみて下さい。

炭水化物は欠かせないけれど、あまり必要がない

炭水化物に含まれる食物繊維には腸内を刺激し、排便を促す効果があります。
しかし、過度に摂取をすると刺激が強過ぎてしまい、下痢や頻繁な放屁の原因になるため控えましょう。

市販のキャットフードの場合、とうもろこしや小麦といった穀類が主原料になっているフードが多く、アレルギーを起こしている猫もいます。

猫は肉食動物なので主原料は肉や魚とし、穀類は少量のみ使用されているフードが理想的です。

ビタミンは健康を支える

ビタミンには、免疫力アップや疲労回復の効果があります。
他にも、たんぱく質の吸収の効率を高めたり、炭水化物を分解したりする効果があります。

また、摂取量が不足してしまうと、眼病や皮膚トラブルの原因にもなるため、定期的な摂取が必要です。

ミネラルは神経や骨の生成に欠かせない

ミネラルは、骨や歯の生成に欠かせないカルシウムや、代謝を促進するナトリウムが分類されています。

しかしミネラルを過度に摂取すると、尿と結合し、尿路結石の原因になってしまうので注意が必要です。
より詳細に成分分析表を表示しているメーカーの場合、カルシウムやナトリウム、マグネシウムといったそれぞれのミネラルの割合を表示しているので、参考までにチェックするといいでしょう。

ちなみに、尿路結石の原因になりやすいマグネシウム(※2)ですが、健康維持のために理想的な含有量は、AAFCO(※3)の調査によると全体の0.04%以上とされています。

(※2)尿路結石の原因になりやすい成分について
猫が発症しやすい病気として知られている尿路結石は、尿㏗の偏りにより発症します。
尿㏗の肩よりは年齢により異なり、その原因となる成分も異なります。

有名な尿石は、カルシウム由来のシュウ酸カルシウムによるものです。
尿が酸性に傾くとカルシウムと結合し、結晶化しやすくなります。
猫が病気をしやすい高齢期(7歳以上)や老齢期(11歳以上)に発病し、持病として付き合うことになるケースが殆どです。

一方、成猫期(1~6歳)にはマグネシウム由来のストルバイトという尿石が結晶化しやすいです。
発病しても尿をアルカリ性から酸性へ調整するためのキャットフード(療法食という)を与えれば、尿路結石の症状が治まることが殆どです。
また、この時期の猫は体力があるため、免疫力により治してしまう場合もあるので、尿路結石に気付かない飼い主さんもいます。

(※3)AAFCO(アフコ)とは
AAFCO(米国飼料検査官協会)とは、総合栄養食(※4)のフードを製造する際の栄養基準を調査したり、原材料や成分分析表などを飼い主さんに分かりやすく伝える方法を思案したりする機関です。
強制力はありませんが、日本を始め、多くの国がAAFCOの検査基準を取り入れています。

(※4)総合栄養食とは
総合栄養食とは、そのフードと水だけで必要な栄養素を確保できるフードのことです。
日本で販売されている総合栄養食は、パッケージに必ず総合栄養食と表示されているため、容易に見つけることができます。

必要な栄養素は、摂取していれば良いというものではありません。
正しいバランスを保った上で摂取しなければ、病気を誘発してしまいます。

特に猫は動物性たんぱく質を好むため、人間が食べている肉や魚を食べたがりますが、総合栄養食のキャットフードの他に、他の食品を頻繁に与えていると、トラブルを起こすことがあります。
かく言う私も、初めて猫を飼育したとき、飼い猫が焼き魚を欲しがるので、魚が食卓に上がる度に分け与えていたら、飼い猫のあごの下にニキビができてしまったことがありました。
幸い、生後2歳という若い盛りでもあったので、つまみ食いをしなくなったら、ニキビは自然と消えました。

キャットフードは猫の健康をサポートする上で、必要な成分がバランス良く配合された大変よくできた食べ物なので、グレインフリー(穀類不使用)や無添加、ヒューマングレード(※5)といった良質なフードを与えるようにしましょう。

(※5)ヒューマングレードとは
ヒューマングレードとは、人間用の食品と同じ安全基準をクリアしたフード、または一部原材料を使用したフードのことです。