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酸化したキャットフードを与えた時に出る影響

キャットフードは色や形が独特で、野菜や果物のように酸化を見分けるのが難しいです。
しかし、目利きができないからと言って、フードの酸化を見逃していたら、猫が可哀想です。
そこで今回は、酸化したキャットフードの特徴と、与えた時に出る影響についてご紹介します。

酸化したキャットフードの特徴

キャットフードは開封して空気が触れることで酸化します。

しかし、未開封であっても徐々に酸化はしています。
ドライキャットフードは1年ほど、ウェットキャットフードは3年ほどです。
これが未開封の場合の賞味期限です。

また、酸化したキャットフードは、味と匂いに影響が出やすいです。
特に猫は優れた嗅覚を使って食事の酸化や劣化、腐敗などを判断しているため、食いつきが悪くなります。

その後、キャットフードが変色します。
これは、食材が腐って黒くなったりするのと同じです。
また、フードによっては色が薄くなることもあり、着色料の効果が無くなっていることが原因といわれています。

そして、最後には原形を留めなくなります。
ドライキャットフードであれば、ヒビが入ったり、触ると崩れたりします。
ウェットキャットフードであれば、水分とフードが分離して、フード自体が硬くなってしまいます。
この時点で、酸化が進み過ぎてしまい、腐敗した状態になっているといえます。

酸化したキャットフードを与えた時に出る影響

職業柄、私は毎年、飼い猫を健康診断に出しています。
その度に獣医師から、猫の健康のためのアドバイスをもらいます。
その中で分かりやすい表現がありました。

「古くなったキャットフードを食べさせると、身体が錆びてしまいます。」
酸化し切ってしまったキャットフードは、腐った食材と一緒です。
食べれば、下痢や嘔吐など、体調不良を起こすのは当然のことです。

また、酸化したキャットフードを食べ続けると、免疫力が低下し、老化を早めてしまいます。

特にキャットフードはたんぱく質と脂質を多く含んでいるので、酸化が早く、品質が低下しやすいです。

酸化した脂肪は過酸化脂肪酸に変化し、血中のコレステロールと結合することで、悪玉コレステロールへと変化してしまいます。
悪玉コレステロールは血管にくっつきやすく、動脈硬化やガンの原因にもなります。

キャットフードは猫の健康を支えるための大切な食事です。
決して、酸化したものはあげないで下さい。

人間がキャットフードの酸化を判断できない範囲の劣化は、猫も食べてくれますし、心配するほどの劣化ではありません。
しかし、見たり、触ったり、嗅いだりすることで変化に気付いた段階で、そのフードはかなり酸化が進んでいるので、猫に食べさせてはいけません。
安全なキャットフードを猫にあげるためにも、飼い主さんがフードの酸化について知識を持つことは大切です。