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猫の病気とキャットフードの関係

猫はキャットフードによって病気が治ることもあれば、キャットフードが原因で病気になってしまうこともあります。
そこで今回は、猫の病気とキャットフードの関係についてご紹介します。

猫は泌尿器系の病気にかかりやすい

猫は、腎臓病や尿路結石など、泌尿器系の病気にかかりやすい動物です。
主な原因は、猫があまり水を飲まないことでおしっこが濃くなり、腎臓に負担をかけてしまうためです。

しかし、原因はそれだけではありません。
おやつをたくさん食べたり、人間の食事をもらったりしていると、腎臓に負担をかけてしまい、おしっこが濃縮されてしまいます。

泌尿器系の病気はドライキャットフードが原因になることもある

泌尿器系の病気は、ドライキャットフードが原因により発症することもあります。
なぜなら、ドライキャットフードは水分量が少ないからです。
前項でもご紹介した通り、猫はあまり水を飲まないため、全体の10%程度しか水分を含まないドライキャットフードだけを食べ続けていると、水分不足になりがちです。

そのため、ドライキャットフードと一緒に、水分量の多いウェットキャットフードを与え、水分補給をさせるのもいいでしょう。

また、高齢猫や歯が抜けている猫は、スープタイプのウェットキャットフードを人肌ほどの温度のお湯で薄めると水分と栄養の補給がしやすくなるのでオススメです。

成猫にマグネシウムを与えすぎない

猫がかかりやすい泌尿器系の病気に、尿路結石(※1)があります。

尿路結石は主に2種類あり、猫の年齢により発症しやすいタイプが違います。

成猫(生後1~6歳の猫)は、マグネシウム由来のストルバイトという尿石ができやすいです。
マグネシウムはおしっこがアルカリ性になると結晶化しやすいので、弱酸性に戻すため、尿pHの値を調整しなくてはいけません。

その際に用いられるのが、pHコントロール用キャットフードです。
pHコントロール用キャットフードは、ミネラル(※2)の調整や、尿路結石の原因である肥満を予防するためにカロリーが低く作られています。

また、成猫が尿路結石になる原因は、キャットフードだけでなく、ミネラルウォーターも原因の一つといわれています。
ミネラルウォーターに含まれる豊富なミネラルが、猫には多すぎてしまいます。
そのため、健康な猫でもミネラルウォーターをあげるのは控えましょう。

(※1)尿路結石とは
尿路結石とは、尿路系に結晶や石ができる病気です。
おしっこを出しずらくしたり、尿路を傷付けたりするので、病気を見つけたら必ず治療が必要です。
主な治療は、pHコントロール用キャットフードでpH値を正常値に戻し、おしっこを出しやすくしたり、尿石の生成を抑えたりします。
また病状が悪化すると、外科手術により尿石(結晶や石のこと)を直接取り出します。

(※2)ミネラルとは
ミネラルとは、炭素・窒素・水素・酸素の4元素以外の生体元素のことです。
そのため、尿路結石の原因でもあるマグネシウム・カルシウム・リンも、ミネラルに含まれます。

高齢猫にカルシウムを与えすぎない

高齢猫(生後7歳以上の猫)は、カルシウム由来のシュウ酸カルシウムという尿石ができやすいです。
カルシウムはおしっこが強い酸性になると結晶化しやすいので、弱酸性に戻すため、尿pHの値を調整しなくてはいけません。

また、猫は年齢を重ねると、おしっこが酸性になりやすいです。
これは身体が酸化しているため、pH値が傾いています。

そのため、pHコントロール用キャットフードをあげるだけでなく、その保管方法も徹底し、常に新鮮な食事を食べられるようにしてあげましょう。

また、獣医師と相談しながら、サーモン(塩鮭はダメ)などの新鮮な食材をあげるのもいいでしょう。

病気にならないための食生活

猫を病気にしないためには、栄養バランスの取れた食事を日頃からあげることが大切です。

おやつや人間の食事をあげたくなる気持ちも分かりますが、毎日のように食べさせると、栄養バランスが崩れ、肥満の原因になってしまいます。

新鮮な食材が使われたキャットフードや無添加のキャットフードは、猫の体に余計な負担をかけないため、病気にもなりにくいです。

猫を病気から守るため、正しいキャットフード選びをしましょう。