通販でキャットフードを買う時の注意点
ペット情報誌やチラシ、ネット通販など、通販といっても様々な種類があります。また通販は、ペットショップやスーパーが家の近くにない飼い主さんにとっては、とても便利なツールといえるでしょう。
しかし、購入の際には気をつけておかなければならないポイントがあります。
そこで今回は、通販でキャットフードを買う際の注意点についてご紹介します。
賞味期限の表示
通販でキャットフードを買う際に気を付けて欲しいのが、賞味期限です。一般的にキャットフードの賞味期限は1年ほどであり、それ以上長いフードは添加物を過度に使用している可能性が高いので、あまりオススメできません。
また、アウトレットや見切り品の場合、賞味期限が1ヶ月後のキャットフードが売られている場合もあります。
事情が分かっていて購入する分には問題ありません。
しかし、激安や底値など、価格のことだけを謳っているキャットフードの場合にも、かなり賞味期限が短いフードが届くことがあるので注意しましょう。
海外製品は輸入方法を確認しましょう
海外から輸入する際、輸入方法には「正規輸入」と「並行輸入」があります。正規輸入とは、メーカーが日本へ輸出するために製造している商品を、メーカーの正規ルートを通って販売することです。
一方、並行輸入とは、バイヤーが現地まで出向いて買い付けをし、日本へ持ち帰り、販売することを指します。
そのため、同じ商品でも正規輸入より並行輸入の方が安く購入することができます。
また、輸出を目的として製造されていないため、保存料が少ないというメリットもあります。
しかし、バイヤーの商品管理がずさんだったり、売れ行きが悪く在庫を抱えていたりすると、劣化した商品を買わされてしまうこともあるので、正規輸入の方が無難です。
手数料の確認
通販で買い物をすると、送料や代引料などの手数料が発生します。これら手数料は、商品の大きさや金額、お住まいの地域により大きく異なります。
安く商品を購入したと思っていても、手数料を含むと、店舗で買った方が割安な場合もあります。
そのため、通販でキャットフードを買う場合は、手数料を調べてから商品選びを始めると効率良く買い物ができます。
まとめ買いはしない
通販では、まとめ買いをした購入者には割引をすることがよくあります。しかし、キャットフードは食べものです。
まとめ買いをしてしまうと、品質が劣化してしまうこともあります。
また、購入者にまとめ買いをさせて、賞味期限間近のキャットフードをまとめて売りつけようとする業者もいます。
そのため、キャットフードを管理する上での目安である1ヶ月間に必要な分だけ買うようにしましょう。
会社概要を確認しましょう
実店舗を構えた上で通販をしている会社もあれば、通販だけをしている会社もあります。それを利用してか、悪い業者が、閉店したペットショップや賞味期限間近のキャットフードを激安で買取り、ネット通販で売っていることがあります。
そのため、商品があまりに安く、怪しい通販サイトは、会社概要を調べましょう。
通販は商品がその場には無いため、消費者は簡単に騙されてしまいます。
そのため、通販でキャットフードを買うときは、石橋を叩いて渡るつもりで買い物をするようにしましょう。