厳選!キャットフード安心ナビ
メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

No.1 カナガン

カナガン

No.2 シンプリー

シンプリー

No.3 FINEPET'S

FINEPET'S

ドライキャットフードの選び方

ペットショップへ行くと、沢山の種類のキャットフードが陳列されており、どのキャットフードを選べばよいのか分からなくなってしまう事はないでしょうか? そこで今回は、猫の健康に着目したドライキャットフードの選び方についてご紹介します。

ライフステージに合ったドライキャットフードを与える

猫は年齢により、必要な栄養が違います。
その為、年齢により、フードを変える事をオススメします。
ドライキャットフードには、その製品に適した年齢が表記されているので、愛猫の年齢に合ったフードを選ぶと、より健康的です。

しかし、年齢に合ったフードだけを与えれば、健康が維持できる訳ではありません。
肥満や体質により、気を付けるべきポイントは、猫により様々です。

肥満や口臭など、猫の体調に合ったものを選ぼう

ドライキャットフードには、成長する過程で起こるトラブルをケアするフードがあります。
以下では、トラブルや体調に対応したフードをご紹介します。

毛球ケア用

毛球ケア用のドライキャットフードは、毛繕いの際に誤って飲み込んだ毛が、胃や腸に残らない様、便と一緒に排泄する事を目的としたフードです。

毛が体内に残ると、毛球症という病気を発病し、最悪の場合、開腹手術を行い、胃や腸から直接、毛球を取り出す必要があります。

しかし、お通じを良くする為、穀類を苦手とする猫には相応しくない、トウモロコシや小麦が主原料として使用されているフードもあります。
その為、玄米など、栄養価の高い穀類が主原料として使用されているフードを選び、毛球と健康を一緒にケアしてあげると良いでしょう。

デンタルケア用

デンタルケア用のドライキャットフードは、歯垢が歯石になる前のケアを目的としており、フードを食べる事で、食べカスや歯垢を除去します。

猫の口内トラブルは、3歳以上で約8割にも及び、その多くは歯石が原因による歯周病です。
その為、歯磨きが苦手な猫は、口内トラブルが起こる前にデンタルケア用のフードを食べさせる事をオススメします。

ダイエット用

ダイエット用のドライキャットフードは、脂肪や糖質を抑えたフードの事です。
脂質や糖質を下げる為、穀類を主原料としているフードが多いです。
しかし、穀類は猫にあまり良くない原材料なので、肉の赤身やラムを主原料とするフードの方が、体に負担がかからない上、香りが良いので猫が喜んで食べてくれます。

ダイエット用は、去勢・避妊手術により代謝が下がった猫や、体質により太り易い猫などが主に食べています。

糖尿病や甲状腺機能低下症などにより、肥満を改善しなければいけない場合、ダイエット療法食、または、ダイエットサポート食を、主に動物病院で購入します。
また療法食やサポート食は、肥満以外にも対応しているフードがあります。

病気に対応した療法食を選ぼう

猫の療法食とは、尿石、糖尿、皮膚、甲状腺、腎臓、肝臓、消化器など、猫がかかり易い病気や臓器に対し、治療・緩和を目的としたフードであり、その猫に適したフードが獣医師によって選ばれます。

動物病院で購入する場合、高価格の為、ネット通販で購入する方が安価で手に入る事もあります。
しかし、ネット通販には、偽物や添加物を豊富に使った療法食まがいのフードを販売している悪徳業者もいます。

治療中の猫にとって、粗悪なフードは命の危機にも成り兼ねないので、動物病院やペットショップで購入するのが無難です。

無添加、または、最低限の添加物を使用したキャットフードがオススメ

添加物とは、保存料、着色料、香料などの事を指します。
猫の健康を意識したキャットフードを選ぶ場合、極力、添加物が使用されていないものを選ぶと、猫の体にかける負担を軽減することができます。

添加物には、自然由来の添加物と、人工的に作られた添加物があります。
自然由来の添加物とは、ローズマリーやクランベリーなどからビタミンを抽出し、そのビタミンを保存料として使用しているものです。
一方、人工的に作られた添加物は、体に害を及ぼす場合もあり、使用が禁止されているものもあります。

主原料が肉のキャットフードはオススメ

猫は肉食動物です。
その為、主原料は肉のドライキャットフードを選択すると、健康的でしょう。

キャットフードの主原料は、フードのパッケージの裏面に記載されている原材料名に記載されています。
原材料は、多く使用されている順に表記されている為、最初に肉と書かれていると良いでしょう。

以下では、原材料名をチェックする上でのポイントをご紹介します。

肉、ミート

肉、または、ミートと表記されている場合、使用しても良い部位として、横紋筋肉、骨格筋、横隔膜、心臓、神経、血管、脂肪、舌が含まれています。

ところが、悪質な業者の場合、交通事故などで死亡した動物の死骸や、何らかの病気により死亡した動物の亡骸を使用している事もあり、徳島市では犬猫の死骸処理委託を中止した事が、新聞記事として取り上げられた事もありました。

穀類

上記でもご紹介した通り、猫は肉食動物です。
その為、穀類の消化・吸収が苦手なので、穀類が主原料として使用されているキャットフードは避ける事をオススメします。

また、使用している穀類は、玄米など、栄養価が高いものを選ぶと、体への負担が軽減され、便秘を避ける事が出来るのでオススメです。

ドライキャットフードには、似た名称が複数表記されています。
そのため、品質も似ていると、勘違いをしてしまう方もいますが、似て非なるものです。
次項では、間違えやすい原料の名称についてご紹介します。

原材料がミールや副産物は避ける

原材料には、ミールや副産物などと表記されている事があります。
しかし、一見しただけでは、何ら意味が分からない事でしょう。
以下では、原材料に表記されている、特有の名称についてご紹介します。

ミートミール、肉粉

ミートミール、または、肉粉とは、毛、皮、角、蹄、糞、血液などの部分を精製し、脂肪を除いたものを指します。
ペットフードを製造する上で、上記の部分を使用する事は禁止されておらず、できる限り衛生面に気を遣う事が指導されています。

ビートパルプ

ビートパルプとは、主にキャットフードのかさましとして使用されている為、必要な栄養素を吸収するのに欠かせない原料ではありません。

また、ビートパルプは、サトウダイコン(砂糖の原料)の残りかすや、その葉の事です。
砂糖を搾る際、硫酸系の薬品を使用する場合があり、残りかすであるビートパルプには薬品が残留する事もあります。
但し、圧搾する場合もあるので、必ずしも薬品が残留している訳ではありません。

キャットフードの製造においては、人間の食品ほど、厳しい基準が設けられていません。
その為、業者が善意と誠意をもってキャットフードを製造し、購入者はそれを信じて購入するしかありません。
しかし、あまりに低価格のキャットフードを、高品質の材料をもって作る事はできません。
その為、極端に低価格のキャットフードは避けるべきです。